晩夏

ゆく夏に名残る暑さは夕焼けを吸って燃え立つ葉鶏頭。秋風の心細さはコスモス。何もかも捨てたい恋があったのに、不安な夢があったのに、いつかしら時のどこかに置き去り。空色は水色に、茜は紅に、やがて来る淋しい季節が恋人なの。丘の上、銀河の降りるグラウンドに子供の声は犬の名をくりかえし、ふもとの町へ帰る。藍色は群青に薄暮は紫に、ふるさとは深いしじまに、輝きだす。輝きだす。
この季節はなんだか、少し切なくて、ユーミンのこの歌が聞きたくなります。素敵な曲と言葉。夏の名残りに。

09/08/30 02:36:03| diary